一斉スタートの「就職活動」という習慣

2011.12.10

採用する企業の側にとっても、均質的で大量の学生が一時期に採用市場に出てきてくれる新卒採用は効率がよく、コストや時間、労力の大きな節約になるという今までの常識に縛られている人事担当者は少なくない。大量に集めて、絞り込んでいく採用活動になっているために、「学生に対して個別対応はしたくてもできない」というのが人事担当者の本音である。しかしどう考えてみても、日本全国の大学生が一斉に仕事探しをするというこの「就職活動」の風習はすでに時代に合わなくなってきており、制度的に無理がきている。

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就職、つまり「自分か一生どんな仕事をして生きていくか」というテーマは、一時期の「シューカツ」だけで決めるべきものではなく、生まれた時からずっと考え続けるべきものである。そして死ぬまで一生続くのである。たまたま日本経済の高度成長期が、大手企業の人材獲得の制度化と合致した時期があったために、一斉スタートの「就職活動」という習慣が年中行事化したに過ぎない。





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