芸は身を助ける

2012.01.14

落語研究会(落研)出身で、喋ることが何よりも好きだというJさん。その喋りが原因で転職を考えた彼は、その喋りを活かした転職活動を進めていく。一発勝負の面接で、相手に自分を強く印象付けるのは難しい作業である。個性を前面に出してといっても、自分の個性が受け入れられるかどうかわからない。下手をすると好印象どころか逆効果になりかねない。確かによく喋る人ではあるが、仕事は熱心でエンジニアとしてのスキルも文句ない。

[参考サイト]
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すぐに本人が希望するソフトハウスを探すことになり、合計三社の面接に臨んだ。そして、二週間後にはそのなかのベンチャー系ソフトハウスA社から内定を得るに至った。「面接では、いつものように自分らしく思いっきり喋りまくりました。というか、アピールしました。なかには引いているところもありましたが、それでダメならしょうがないですからね。そのなかで、やたらと私の話にウケでくれたのがA社の社長です。でも、面接の最後に『一席やってくれ』つて言われたときには、焦りましだけどね」そう言われたJさんは落研時代に十八番だった出し物を披露し、それがまた社長に大ウケしたという。面接の終わりには、社長自らJさんに内定を告げたのである。昔から「芸は身を助ける」と言うが、これほどわかりやすく実践した人もめずらしい。





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